北陸新幹線の開通で県内の宿泊施設は特需に沸いたはずだが、さすがに三年も経つと勢いに陰りが見えてきたようだ。

NHKの報道によると、金沢市内の主要ホテルの宿泊客数は昨年、前年比で微減だったそうだが、それでも新幹線開業前の平成26年と比べると26.5%増だというからまだまだすごい。

その一方で、昨年の石川県内温泉地の宿泊客は前年比6%減の288万人あまりで、新幹線効果は明らかに薄れてきているようだ。北陸新幹線がもたらした恩恵は地域の中でも特に金沢に集中していることがわかる。一人勝ちの金沢だが、その金沢ではホテルの建設ラッシュが続いており、近い将来に供給過剰になるのは必至とみられている。金沢の宿泊業者にとっても安閑としていられる状況ではなくなりつつある。