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This Tourist Town Also Values Its Local Customers

Casual Cuisine Cafe/Bar Restaurants Nakayasu Related Non-Japanese Cuisine Sightseeing Spots

The Kazue-machi area of Higashiyama has become a popular tourist destination, and it’s crowded on weekends. Canny Kanazawans have already noticed, and new cafes and guesthouse B&B’s have opened one after another. But even amid the latest money-making scramble, a few places go about their regular business, ignoring the first-time, last-time customers. It’s like the・・・

(日本語) 奥能登国際芸術祭(2017年9月3日〜10月22日)

Cafe/Bar Restaurants Japanese cuisine Sightseeing Spots

能登半島の珠洲市で開催されている奥能登国際芸術祭(2017年9月3日〜10月22日)に行ってきた。当初の目標来場者数を早々と達成し、最果ての地で開催した最先端の芸術祭は大成功のようだった。 三十数点の作品の中では古来からの様々な漁具を白い幕に投影機で陰影を映し出した台湾人アーティストの作品が秀逸だった。現代アートは人を啓発するので、いつも目にしている物が違って見えてくるから不思議だ。 本州で一番人口の少ない市である珠洲市は、人口のピークは1950 年で4万人弱だったそうだが、今日ではその半分以下の15000人を下回っており、今なお人口減少は続いている。10年以上前に廃線になったのと鉄道の廃列車。長年にわたって野原に放置されてきた錆だらけのその姿はアート以上にアートだと思った。作品ではないのに、廃列車が一番の作品に思えてならなかったのも、この芸術祭のおかげなのかも知れない。この廃列車は文字通り過疎化の象徴なのだ。 堤防に無造作に置かれた使い古された漁網の山までもが何かを語りかけてくるような気がしてならなかった。 なじみの喫茶店や宿泊業者や飲食店からはどこもかしこも遠来の客で溢れかえり嬉しい悲鳴が上がっていた。ランチはレストラン浜中、小休止は二三味珈琲だったが、どこに行っても芸術祭の関係者で一杯だった。

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