四季を感じさせる居酒屋、赤城。
春は山菜、夏はヤマメやイワナなどの川魚、秋はキノコ、いずれも自分で近郊の山に分け入って採ってきたものばかり。自給自足が長年来続いているこの店のスタイルなのである。
北陸の冬は長い。春になると誰ともなく誰かが必ず山菜を食べようと言い出す。山菜を食べないことには北陸の冬は終わらないからーー。そんな時はやっぱり赤城に集結するのであった。イワナの骨酒を皆で回し飲みしながら山菜を抹茶塩でいただく。まるで儀式のようだが、北国では春の有難みはひとしおなのである。
四季を感じさせる居酒屋、赤城
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「英語の極意」